KERNEL SCOPE

カーネル平滑によるチャートパターン検出 Lo, Mamaysky & Wang (2000) J.Finance — Foundations of Technical Analysis

銘柄と検出条件

米国株はそのまま、日本株は 7203.T のように .T を付けます。
最新日から遡ってこの日数ぶんの窓を評価し、検出履歴を出します。

プライススコープ

終値 カーネル平滑 m(t)(窓内で再計算) ネックライン ◯ 極値 E1…E5 / 網掛け=評価窓 ホイールで拡大・ドラッグで移動・ダブルクリックで全体表示

パターン類似度スペクトル(最新窓)

縦の細線は判定しきい値。行をクリックするとそのパターンの当てはめをチャートに表示します。

アクション提案

直近の検出履歴

この銘柄の過去統計:検出後リターン

全期間を1日ずつ窓でずらして走査し、しきい値を超えた検出の「その後のリターン」を集計します。無条件(いつ買っても)の分布と比べて偏りがあるかを見ます。サンプルが少ない行は参考程度に。

ユニバース

検出ランキング

行をクリックすると単銘柄診断に読み込みます。

データ取得

Cloudflare Worker のサンプルコード(Yahoo宛のみ許可)

      
Workers ダッシュボードで新規Workerを作り、上のコードを貼って公開。そのURLを上のプロキシ欄に入れてください。ALLOW_ORIGIN は本アプリのPagesドメインに絞ると安全です。

アルゴリズム設定

株価は乱歩に近く、交差検証は h をほぼ最小まで下げてしまう既知の癖があります。既定では「窓の中の山谷が目標個数になる h」を選びます。
設定はブラウザに保存されます。

この手法について(用語のかんたん解説)

やっていること:生の株価はギザギザで、人間が「型」を見るときは無意識に均しています。Lo・Mamaysky・Wang はその「均し」をカーネル回帰という統計手法で機械的に再現し、均した曲線の山と谷の並び方だけで、三尊などの型を定義しました。本アプリはその定義をそのまま実装し、さらに「合致度=類似度」を0〜100の連続値で出します。

カーネル回帰
近くの日ほど重く数えて平均する、移動平均の親戚。遅れが出にくいのが利点。
バンド幅 h
「どのくらい遠くまで平均するか」。大きいほどツルツル、小さいほどギザギザ。
交差検証(CV)
1点ずつ隠して当てにいき、誤差が最小になる h を選ぶ方法。原論文はこれを 0.3 倍して、型が見える程度の粗さに調整します。
極値 E1…E5
均した曲線の山(極大)と谷(極小)。この5点の高さの大小関係だけで型を判定します。
条件スコア
論文の不等式条件(例:E3がE1より高い)を、○×ではなく余裕の大きさで0〜1に採点したもの。
形状相関
理想形のひな型と、実際の平滑曲線の形の相関係数。
類似度
条件スコアと形状相関の加重幾何平均を100倍した値。
ネックライン
E2とE4を結んだ線。ここを終値で抜けると型が「完成」したと見なすのが慣行です。

原論文の結論は「これらの型は、その後のリターン分布に統計的な情報を持つ」であって「儲かる売買ルールである」ではありません。アクション提案は、検出された型に対して一般的なテクニカル分析の慣行(ネックライン抜けでエントリー、型の高さぶんを目標)を機械的に当てはめたものです。